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【書評】おおきく振りかぶって|いままでにない新しい切り口の野球マンガ

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ひぐちアサ先生のおおきく振りかぶっては月刊アフタヌーンに連載している高校野球漫画です。

 

この紹介は以下の人向けに書きました。

『おおきく振りかぶって』という漫画は知っているけど、読んだことがない

ちょっと変わったスポーツものも良いかなと思っている

実は野球漫画が苦手

 

「おおきく振りかぶって」はこんな漫画

おおきく振りかぶってはいままでにない新しい切り口の野球マンガです。作者はひぐちアサ、埼玉県浦和市出身の1970年生まれです。埼玉県で中学、高校とソフトボール部で活動、大学ではスポーツ心理学を専攻しておりその経験がこのおおきく振りかぶってに存分い活かされていると言えます。

 

主人公は三橋廉15歳です。埼玉県立高校の西浦高校に入学します。三橋はもともと群馬で野球をやっていました。祖父が経営していた学校の野球部でエース投手でしたが、チームメイトからはひいきでエースをしているといじめのような扱いを受け、暗く自虐的な性格になってしまいます。

 

卑屈な自分を変えたくて隣県の埼玉の高校に進学したのです。そんな三橋をエースに1年生だけで発足した野球部で甲子園を目指していきます。

 

「おおきく振りかぶって」の書評と感想

冒頭でも新しい切り口と書きましたが、このマンガはいわゆる主人公が活発で才能に溢れていたり、スポ根的な要素は一切ありません。主人公が弱気で卑屈な性格でほかの野球漫画にはない要素があふれています。

 

日常のなんてことのない描写や登場人物1人1人の繊細な心理描写が特徴です。野球を詳しくない人でも野球を知りながら読むことが出来ます。かといって野球に詳しい人が楽しめないかというとむしろ逆!試合で描かれる心理戦は手に汗握ります。

 

一球ごとの細かな読み合いの心理戦が展開され途中で飛ばされるということはなく、ほぼ全ての打席、しかも配球までもが描かれます。三橋は超がつくほどの制球力の持ち主です。それをバッテリーを組む阿部がバッターの心理を読みながらリードし勝利に導いていきます。

 

この主人公の制球力がこのマンガで描かれる心理戦を深く面白いものにしていくのです。

 

実は私は個人的にはこのマンガの絵のタッチは好きではありません。どちらかというと少女マンガのようなタッチでスポーツマンガらしさはありません。そのため最初は話題になっていても敬遠していました。しかし、アニメをみて考えが変わりました。

 

いままでのスポーツマンガにはない斬新な設定、自分を変えようと必死にもがく主人公、思わず本屋に行ってその頃出ていた7巻まで全部買ってしまいました。その頃私は部活でスポーツをやっていたので三橋の頑張りに励まされながら活動しており、私にとっては非常に思い出深い作品です。

 

ちなみにこのマンガはその斬新さと面白さから、2006年手塚治虫文化賞新人賞、2007年講談社漫画賞一般部門受賞など様々な賞を受賞しています。野球が好きじゃない人もそうでない人も是非読んでみて下さい。

 

まとめ

今回は「おおきく振りかぶって」のあらすじ(書評)でした。よかったら読んでみてくださいね。

 

 

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