宝生奈々先生の『夜型保険医の化野先生』は月刊ララで連載しています。
『夜型保険医の化野先生』の前回(3話)のあらすじは・・・
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『夜型保険医の化野先生』最新話のネタバレ【3話】プールの幽霊
宝生奈々先生の『夜型保険医の化野先生』は月刊ララで連載しています。 『夜型保険医の化野先生』の前回(2話)のあらすじは・・・ 霊の引き寄せ役として化野の助手になった伽耶。変質者が出るという噂を聞き、一 ...
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プールでの目撃情報が続き、化野とプールに行った伽耶。伽耶はプールに潜り、古井戸の悪霊とシンクロしてしまいます。一人で倒そうとした化野を待ち伏せした伽耶。悪霊に落ちてもまだ護ろうと役目を果たそうとする井戸の神を伽耶は守ろうとします。化野は神を浄化して神を解放してくれました。
『夜型保険医の化野先生』第4話 最新話のネタバレ
悲しい夢
幼い伽耶。露店の金魚が煌めいていました。
お母さん、見てと振り向くとそこに母の姿はありません。虚しくあがる花火。
飛び起きた伽耶は嫌な夢を見てしまったとため息をつきます。
父に呼ばれ返事をしようとすると胸が痛みました。
放課後、たくさんの悪霊をつけた伽耶は保健室に行きます。
化野は伽耶におかまいなく体をさわります。悲鳴をあげる伽耶。
化野は明日の花火大会に行かないように忠告しました。伽耶は花火は行く気はないと沈みます。
胸がまた痛む伽耶。化野は遠慮なく胸元を覗きます。そこには何か印のようなものが浮かび上がっていました。
呪印
理事長を呼んだ化野。自分が呼ばれたのはこの印のせいではないかと問いつめます。
印は呪印と呼ばれるもので、悪霊が獲物につける呪いです。今は初期段階であるものの、広がると亡くなって魂を悪霊に喰われてしまうのです。
理事長は伽耶に席を外すように言いますが、伽耶は母親が亡くなったことに関係があるなら聞きたいと残ります。
それは14年前のこと。
お祭りに連れられた伽耶でしたが、目を離した隙に悪霊につられて伽耶は林の中へ入っていったのです。
手分けして探すことにした父と母。
『伽耶を返して』という声に駆けつけた父は小夜が大きな影に襲われているのを目撃しました。
影に触れられて命を落とした小夜。
『大きくなったら迎えに行くよ』
影はそんな呪いをつぶやき、呪印を残して消えました。
話を聞いた伽耶はお母さんがいなくなってしまったのは自分のせいだと責めます。
化野は伽耶の頭に手を乗せると明日の夜、呪印を抑えるから準備しておけと言います。
各段落のタイトル
そして翌日。化野は様々な札で保健室に結界をはっていました。
バン
一つの手が窓を叩いたかと思うと無数の手が窓ガラスに浮かびあがります。
これでは結界がもたないと化野は外へ出ます。
伽耶には何があっても絶対に出るなと言いつけました。
残された伽耶。保健室の電気は消え、窓からおいでという声が聞こえます
。
母親の優しい声を思い出した伽耶。掃除道具を手に戦うことにします。
外で無数の悪霊と対峙していた化野。斧を持った悪霊に左手を切られてしまいます。
再び襲いかかろうとした悪霊を退けたのは伽耶でした。
もう誰も失いたくないと傷の手当てをする伽耶。
逃げようと言う伽耶でしたが、獲物を前に逃げられるかと化野は戦います。
なんとか斧を持つ悪霊を退治した化野。
しかし、後ろからもう一体悪霊が迫っていました。化野をかばう伽耶。
悪霊の手が呪印に触れます。
化野が悪霊を退治しましたが、呪印が発動を始めてしまっていました。
悪霊に命をくれてやるくらいなら、誰かを助けて死にたい。そう語る伽耶に馬鹿だなと化野は言います。
お前の母親は自分の命を賭けても惜しくないぐらいお前を愛していたんだ、そう諭す化野。
呪印に口づけると霊力を吹き込みます。パチンと呪印の進行は止まりました。
そこに花火が上がります。化野はせっかくだから見ていくかと腰を下ろします。
14年前に見られなかった花火もこんなに綺麗だったのだろうかと空を彩る花火を見つめる伽耶でした。
『夜型保険医の化野先生』まとめ
『夜型保険医の化野先生』最終回のネタバレをお送りしました。